スマレジ(4431)月次の考察(3月分)

今回は趣向を変えて、4月3日に発表されたスマレジ(4431)の「2020年3月度 月次登録店舗数推移に関するお知らせ」のデータを基に簡単にですが、考察をしてみました。比較しやすいよう、グラフも前回と同様の方法で作成いたしました。
先月のスマレジ月次の考察はこちらからどうぞ

「スマレジ」の登録店舗数直近6ヶ月の推移

各プランの数字をグラフにすると以下の通りとなります。

すべてのプランが綺麗に右肩上がりとなっています。
特にプレミアムプラス、フードビジネスの増加が良い感じですね。
各プランの割合は以下の図の通りです。

また、各プランの料金は以下の通りです。
スタンダード:0円
プレミアム:4,000円
プレミアムプラス:7,000円
フードビジネス:10,000円
リテールビジネス:12,000円
フード&リテール22,000(HPに記載がないため、フードビジネスとリテールビジネスの金額を合算)

上記の料金を基に3月の売り上げを計算すると、合計で149,215,000円となります。(オプション料金等、他の売り上げについては月次資料に記載がないため割愛します。)

ちなみに、同様の計算をすると、直近6か月の売上高は以下となります。
2019年10月:136,917,000円
2019年11月:139,422,000円(前月比+1.83%)
2019年12月:140,150,000円(前月比+0.52%)
2020年1月:142,823,000円 (前月比+1.91%)

2020年2月:147,299,000円(前月比+3.13%)
2020年3月:149,215,000円(前月比+1.30%)

2019年10月は、消費増税や低減税率、キャッシュレス決済のポイント還元政策の特需の反動減により売上の増加には少しブレーキがかかりました。しかしながら、それ以降はおおよそ毎月前月比+2%弱で成長しており、事業が順調に拡大していることが見受けられます。
また、2月に至っては+3%超となっておりましたが、3月においても+1.3%の伸びを示しており、コロナの影響を受けながらも業績拡大が続いていることがわかります。

2月後半から、市場ではコロナウイルスにより株価が急落しました。スマレジも急落に見舞われる展開となっておりましたが、3月分の月次発表を受け、株価が反転しました。コロナの影響を受けても業績を拡大できていることを市場が好感したものと思われます。

来月の月次発表も楽しみです。

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