スクロール(8005)の決算資料読んでみた。
財務諸表勉強のため、スクロール(8005)の決算資料読んでみました。
まずは、第三四半期の結果を決算補足資料を引用し見てみましょう。
スクロールは20年3月期における業績予想として、2000百万円を予想していましたが、第3四半期において、2656百万円と、経常利益の年間業績予想に対し、132.8%となりました。
配当は連結配当性向30%を目標として実施を予定しているとのこと。この業績進捗率で行けば、増配の可能性が大いにありそうですね。
スクロールの決算資料で特に良かったと思ったところは、営業利益率が3.9%から4.5%に改善していることですね。本業が上手く行っているように思えます。
決算事態は良かったと考えますが、今後の業績については、化粧事業・旅行事業・海外事業がコロナウイルスに左右される可能性がありますね。おそらくウイルスの感染拡大ピークは春先まで続くと思われるため、4Qは業績に関し大幅にブレーキがかかる可能性がありますね。
まだまだ市場はコロナウイルスによる業績悪化を織り込めていない可能性がありますので、市場の動向に左右される形で株価が調整する局面もしばらく見られるかもしれませんね。
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