スマレジ(4431)月次の考察(5月分)
今回は趣向を変えて、6月3日に発表されたスマレジ(4431)の「2020年5月度 月次登録店舗数推移に関するお知らせ」のデータを基に簡単にですが、考察をしてみました。比較しやすいよう、グラフも前回と同様の方法で作成いたしました。
先月のスマレジ月次の考察はこちらからどうぞ
各プランの数字をグラフにすると以下の通りとなります。
スタンダード(無料プラン)以外パッとしないグラフですね。
5月もコロナウイルスの影響により店を閉めていた所が多いため、その影響でしょうね。
各プランの割合は以下の図の通りです。
また、各プランの料金は以下の通りです。
スタンダード:0円
プレミアム:4,000円
プレミアムプラス:7,000円
フードビジネス:10,000円
リテールビジネス:12,000円
フード&リテール22,000(HPに記載がないため、フードビジネスとリテールビジネスの金額を合算)
上記の料金を基に5月の売り上げを計算すると、合計で140,634,000円となります。(オプション料金等、他の売り上げについては月次資料に記載がないため割愛します。)
ちなみに、同様の計算をすると、直近6か月の売上高は以下となります。
2019年12月:140,150,000円
2020年1月:142,823,000円 (前月比+1.91%)
2020年2月:147,299,000円(前月比+3.13%)
2020年3月:149,215,000円(前月比+1.30%)
2020年4月:140,782,000円(前月比̠̠-5.65%)
2020年5月:140,634,000円(前月比-0.11%)
月次を基に計算した売上高では、前月比でほぼ横ばいとなりました。やはり、コロナウイルスにより引き続き休店・閉店したお店が多くあり、それにより登録店舗数が伸びなかったのでしょうね。
また、スマレジは売り上げが減少した店舗に対し、利用料の減額を実施しているため、売上高は、本記事で計算した金額よりもっと減っていると思われます。
次回6月分の月次は緊急事態宣言明けであるため、登録店舗数が増えると思われますが、どの程度増えるかが焦点ですね。
横ばいや減少に転じることがあると、ビジネスモデルとして転換点となる可能性があるため、何としてもプラスにしたいところでしょうね。
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