カレーライスから見る損益計算書

こんにちは、日の本一の兵です。最近カレーライスを作ってみたのですが、その時に財務諸表のことを考えていました。完全に株中毒ですね。

せっかくなので、頭の中でカレーライス屋さんを作り、損益計算をしてみたので、簡単にわかりやすくアウトプットしようと思います。

まずはカレーライスの原価を求めます。各値段はイトーヨーカ堂で買い物したときの値段をほぼそのまま使っています。

じゃがいも(35円/コ)×3=105円
玉ねぎ(35円/コ)×3=105円
人参(35円/本)×1本=35円
鶏肉450g=640円
カレールー10皿分=300円
水道水1L=10円
ここでは光熱費は含まず。
合計1195円、一皿当たり119.5円
白米代を入れて1皿150円ぐらいが原価でしょうか。

これをお店で1皿700円で販売するとします。

1時間で10皿売れたとして、その1時間の損益計算書を作ってみましょう。

まず、売上高は700円×10皿=7000円

売上原価は150円×10皿=1500円

売上総利益は7000円-1500円=5500円(これがマイナスだとビジネスとしてまず成り立っていない。)

販管費及び一般管理費として、店の家賃が20万円/月、時給1000円のアルバイトが2名、光熱費が3万円としましょう。
まず1時間当たりの家賃は、20万÷30日÷24日=278円
人件費は2000円
1時間当たりの光熱費は3万÷30日÷24時間=125円
よって販管費及び一般管理費は278+2000+125=2303円

営業利益は5500-2303=3297円

営業外費用がかからないとしたら、経常利益も3297円

そこから税金支払いを終えた後に残った金額が純利益になります。

あくまでも、これは1時間当たりの損益計算書としたため、単純な計算をしています。そのため、一概にすべての数字が正しいわけではありません。特に家賃や光熱費は24時間営業でないとこのような計算式にはなりません。自分の中でわかりやすく計算しやすいようにしているだけなので悪しからず。

当たり前のことですが、利益を増やすためには、基本的に営業利益を増やす必要があります。

営業利益を増やすためには、売上高(カレーライスの販売量)を増やすか、売上原価(肉や玉ねぎなどの材料費)を下げるか、販管費及び一般管理費(家賃や人件費等)を減らす必要があります。

私はそれぞれについて、基本的には以下のように考えています。
・売上高を増やす⇒規模やシェア拡大。企業が成長中。
・売上原価を下げる⇒企業努力。企業姿勢として評価できる。
・販管費及び一般管理費減らす⇒企業としての成長が止まっている。

そのため、私は財務諸表を読んだときに、売上高を増やし、売上原価を下げているか、今後もその流れを続けられそうかを見ています。

皆様と億り人になれるよう、日々精進して頑張りましょう!

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