吉野家ホールディングス(9861)の決算資料読んでみた。
吉野家ホールディングス(9861)の決算資料を読んでみました。
まずは、四半期連結貸借対照表
資産の部については、前四半期 112,685 (百万円)⇒今四半期 127,974 (百万円)と増加。
これは 現金及び預金が63億39百万円増加したこと、および、IFRSを適用している在外連結子会社のIFRS第 16号「リース」の適用による使用権資産29億36百万円の計上によるもの 。
負債の部については、前四半期62,659(百万円)⇒今四半期78,780(百万円)と増加。
これは 流動負債の 1年内返済予定の長期借入金が10億10百万円、固定負債の長期借入金が47億1百万円それぞれ増加したことに加え、 IFRSを適用している在外連結子会社のIFRS第16号「リース」の適用等により、リース債務(流動)が13億94百万円、リー ス債務(固定)が42億81百万円増加したことによるもの 。
純資産の部については、前四半期50,025(百万円)⇒今四半期49,194(百万円)
自己資本比率は38.0%
決算短信にはキャッシュフローの記載がないため、各キャッシュフローに関しては割愛。
次に損益決算書
単位は百万円
売上高 159,876 (前第3四半期:150,016)
売上原価 56,178 (前第3四半期:53,705)
売上総利益 103,697 (前第3四半期:96,311)
販売費及び一般管理費 100,807 (前第3四半期:96,873)
営業利益 2,890 (前第3四半期:-562)
営業利益は去年に比べ、+3,452(大幅黒字転換)
営業外収益は1,365(前第3四半期:1,138)
去年に比べ、+227
経常利益は、3,351 (前第3四半期:-129)
去年に比べ、+3,480( 大幅黒字転換 )
純利益は、1,774(前第3四半期:-1,558)
去年に比べ、+3332(大幅黒字転換)
決算書を読む限りは、かなり良好な決算ですね。
吉野家の既存店売上高が前年比106.9%となったことが一番の要因ですね。
また、吉野家とはなまるの新規出店も寄与しているようですね。
売上高が伸びた理由は牛丼のサイズを増やしたり、キャンペーンを展開したことが要因のようですね。
見事に黒字転換しましたが、吉野家ホールでイングスの株価は、ここ数か月上昇基調にあるので、ここで材料出尽くし売りがあるかもしれませんね。
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